『あなたのお子さんが大人になった時に』
さて
昨日は東京で
JS会の会員の同業者さんの商談を
コソっと見学させて頂きまして
ウチの新しい営業ツールの開発に向けて勉強させて頂きました!(*・ω・)ノ
感じたのは
“土地土地によってハンコ屋さんの業態も様々”という事
地代だったりハンコに対する価値観の地域性というものが
業態に大きく影響を与えるんだなぁと
改めて考えさせられました。
実際一心堂印房がある愛知県西三河地区というのは
全国でも有数のハンコにお金を掛ける土地だそうです。
だからこそ
ウチの業態は店舗が中心で
印鑑という機能だけでなく
『自らを証明する為の物』
『親と子の絆を作る物』
という価値観をストーリーにしてお客様に提供してきたのだと再認識しました!
以前にもこのブログに書きましたが
とある若いお父さんとお母さんが
お子さんの銀行員を一番安い印材で作ろうとした時に
ウチのベテランの従業員さんは
『それではお子さんが可哀想です』と言ったんです。
それは客商売からすれば
お客さんが買おうとしている物に対して
「いや、それはちょっと~」と言っているようなものなんですが
この一言が
高いものを買ってもらいたいからなんて事ではなく
本当にお客様の立場に立った言葉だって事が
最近になってだんだん理解出来てきました。
決してウン十万円するものを作ってほしいという事ではなく
少しでいいから
今の自分からしたらちょっと頑張った物を作ってほしいのです
将来
子供が大きくなって通帳と一緒に印鑑を渡す時に
口に出さなくてもいいから
“あの時、アナタの為にお父さんとお母さんはちょっと頑張ったんだよ”と心の中で伝えてあげてほしい
今
この時の想いが
20年後に伝えられる
それが
親から子に作ってあげられるはんこだと思うのです!
はんこを通して
はんこの先にお客様の人生を少しずつ想像する事が出来るようになってきたからこそ
従業員さんの
“あの言葉”が少しずつ理解できてきたんだと思うのです。
最初から
“子供のだから一番安いヤツでとりあえずいいや”っていうお客さまを
お客さまの立場になって
20年後が想像できるような言葉を掛けてあげられる事が
はんこ屋さんの接客なんじゃないかと思っています。
とりとめが無くなってきましたが
自分が親ならばきっとそうしたいと思うから
こんな話が東京の先輩と盛り上がりまして
やはり一心堂印房がお客様に届けてきた
“はんこの価値観”はステキな事だと思ったのでした。
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コメント一覧
接客って本当に難しいですね(>_.<)
大東っ子さん
そーだよ!!
難しいんだよ!!